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外構工事で庭はどう変わる?使い道別の工事内容と費用相場・失敗しない進め方

「庭はあるけれど、雑草だらけで手が回らない」「せっかくの庭を、もっと使える空間にしたい」——庭に関する外構工事は、こうした”持て余している庭”を暮らしの一部に変えるための工事です。

ただ、ひとくちに「庭の外構工事」といっても、砂利敷きのように数万円で終わるものから、ウッドデッキや目隠しフェンスまで含めて数十万円かかるものまで幅があります。何をどこまでやるかで費用も仕上がりも大きく変わるため、「まず自分の庭で何を叶えたいか」を決めることが、失敗しないための出発点になります。

この記事では、庭の外構工事を「管理をラクにする・使える空間にする・プライバシーと安全を守る」という3つの使い道に分け、それぞれの工事内容・費用相場・選び方を整理します。あわせて、失敗しない進め方の5ステップ、費用を抑えるコツと名古屋市で使える補助金、業者選びのポイントまで解説します。読み終えたときに、自分の庭で「何を・どのくらいの予算で」進めればよいかが見えるはずです。

なお、この記事は名古屋市を中心に地盤づくりから外構・リフォームまでを手掛ける株式会社Energyが、公開されている費用相場データと自社の施工体制をもとに構成しています。

この記事の目次

外構工事で庭にできること|まず「使い道」を3つに分けて考える

外構工事で庭にできること|まず「使い道」を3つに分けて考える
※イメージ画像です(実際の施工写真ではありません)

庭の外構工事を検討するとき、いきなり「人工芝がいいか、砂利がいいか」と工事の種類から入ると迷子になりがちです。先に決めるべきは「この庭で何を解決したいか」という目的のほうです。

庭の悩みは、大きく分けると次の3つに整理できます。自分の庭がどれに当てはまるかを考えると、選ぶべき工事が絞り込めます。

1. 管理をラクにする

雑草・草むしり・水やりの手間を減らしたい庭に。

砂利+防草シート/人工芝/天然芝など、地面を覆う工事が中心。

2. 使える空間にする

くつろぎ・子どもの遊び場・第2のリビングにしたい庭に。

ウッドデッキ/タイルデッキ/テラス屋根/駐車スペース化など。

3. 守る・整える

外からの視線・防犯・境界の悩みを解消したい庭に。

目隠しフェンス/植栽・シンボルツリー/ブロック塀の見直しなど。

多くの庭は、この3つのうち複数にまたがります。たとえば「雑草を抑えたい(1)」と「くつろげるデッキがほしい(2)」を同時に叶えるなら、庭の一部を人工芝、一部をウッドデッキにする、といった組み合わせになります。最初にこの優先順位を決めておくと、予算配分の判断がぶれません。

庭の外構工事の費用相場|工事内容別の目安一覧

庭の外構工事の費用は、「地面を軽く整える程度」か「庭全体を造り込む」かで大きく変わります。参考として、新築時に外構一式を整えた場合の平均費用は、株式会社ソーラーパートナーズの調査(2023年1月〜2025年12月・6,917件)で2025年に234.2万円と報告されており、150万円以上が全体の54.1%を占めています。庭だけの工事であれば、ここまでの規模になることは多くありませんが、内容次第で数万円〜100万円超まで幅があると考えておくとよいでしょう。

工事内容別の費用の目安は次のとおりです。いずれも施工費を含むおおよその目安で、面積・素材・下地の状態によって変動します。

工事内容 費用の目安 ポイント
砂利+防草シート 1㎡あたり数千円程度〜 初期費用が安く雑草対策になる
天然芝 1㎡あたり数千円程度 本体は安いが水やり・芝刈りが必要
人工芝 1㎡あたり約5,000〜8,000円程度(施工込み) 手入れが少なく見た目が保てる
土間コンクリート 1㎡あたり約1万〜1万5,000円程度 駐車・耐久性重視。費用は高め
ウッドデッキ・タイルデッキ 1式30〜50万円程度 面積・素材で変動。天然木は上振れ
目隠しフェンス 総額30万円程度〜 素材で単価差が大きい
植栽(庭全体) 10〜100万円程度 木の本数・種類で大きく変わる
シンボルツリー(1本) 5〜12万円程度 植栽工事・支柱・土壌改良を含む

下の図は、庭で面積の大きい「地面を覆う工事」の㎡単価を比べたものです。初期費用は砂利や天然芝が抑えやすく、耐久性を重視するとコンクリートが高くなる傾向が一目で分かります。

図解

外構の費用は資材価格や人件費の高騰を受けて上昇傾向にあり、同調査では5年間で約32%上昇したと報告されています。検討しているなら、早めに情報を集めて動くほうが結果的に費用を抑えやすいといえます。

庭の広さ・タイプ別に見る費用の考え方

同じ工事でも、庭の広さによって総額は大きく変わります。㎡単価の工事(砂利・芝・コンクリート)は面積にほぼ比例するため、「広い庭ほど費用がかさむ」というのが基本です。自分の庭がどのタイプに近いかで、予算感の見当をつけておきましょう。

狭い庭(目安10㎡未満)
建物脇のスペースや小さな坪庭など。防草シート+砂利や部分的な人工芝など、地面を覆う工事なら比較的抑えた予算で整えられます。面積が小さいぶん、シンボルツリー1本やタイル敷きなど、ワンポイントの工事で印象を大きく変えやすいのも特徴です。

標準的な庭(目安10〜30㎡)
戸建てで一般的な広さです。人工芝で全体を整えつつ、一角にウッドデッキを設けるといった「組み合わせ」が現実的な選択肢になります。管理をラクにする工事と使える空間にする工事を両立させたい場合、この広さがもっとも相談の多いゾーンです。

広い庭(目安30㎡以上)
面積が大きいぶん、全面を同じ素材で仕上げると費用が膨らみます。「よく使う部分はデッキやタイル、あまり使わない部分は砂利や芝」というように、エリアごとに素材を変える”メリハリ設計”が費用を抑えるコツです。植栽を広く入れる場合は、成長後の手入れ量も考えて樹種と本数を決めましょう。

いずれの広さでも、まずは「必ずやりたい工事」と「予算が許せばやりたい工事」を分けておくと、見積もりを見たときに優先順位で判断でき、予算オーバーを防げます。

管理がラクな庭にする|砂利・防草シート・人工芝の費用と選び方

「庭は欲しいけれど、草むしりや手入れに時間をかけられない」という悩みは非常に多く、庭の外構工事のなかでも相談が集中する分野です。地面を何で覆うかによって、その後の手間と費用が変わります。代表的な3つの工法を比べると、次のような違いがあります。

工法 初期費用の目安 手入れの手間 向いている庭
砂利+防草シート 1㎡あたり数千円程度〜(安い) 少ない(落ち葉掃除・補充) 費用を最優先で雑草を抑えたい庭
人工芝 1㎡あたり約5,000〜8,000円程度 ほとんど不要 緑を保ちつつ手入れを減らしたい庭
天然芝 1㎡あたり数千円程度 多い(水やり・芝刈り・肥料) ガーデニングや手入れを楽しみたい庭

砂利+防草シート

もっとも手軽で費用を抑えやすいのが、防草シートを敷いてから砂利を撒く方法です。費用は施工込みで1㎡あたり数千円程度からが目安。防草シートで雑草の光合成を止め、その上に砂利を敷くことで、雑草の発生を大きく抑えられます。歩くと音がする防犯砂利を選べば、防犯面でも役立ちます。

一方で、砂利は落ち葉が絡むと掃除がしにくい、経年で沈み込んで補充が必要になる、といった点もあります。「とにかく雑草対策を最小限の費用で」という庭に向いています。

人工芝

見た目の緑を保ちながら手入れを減らしたいなら人工芝です。施工費込みで1㎡あたり約5,000〜8,000円程度が目安。水やりや芝刈りが不要で、一年を通して緑が保てるため、小さな子どもやペットの遊び場としても人気があります。転倒時の衝撃がコンクリートより小さいことも選ばれる理由です。

ただし、下地の整地が甘いと凹凸やシワが出るため、施工の丁寧さが仕上がりを左右します。夏場は表面温度が上がりやすい点も知っておくとよいでしょう。

天然芝

自然な質感やガーデニングの楽しさを重視するなら天然芝です。本体の費用は1㎡あたり数千円程度と人工芝より安く抑えられますが、水やり・芝刈り・肥料といった継続的な手入れが必要です。初期費用の安さだけで選ぶと、後々の手間で後悔することがあるため、「手入れも楽しめるか」で判断するのがポイントです。

初期費用を抑えたいなら砂利や天然芝、将来の手間を抑えたいなら人工芝、というように、費用と手間のどちらを優先するかで選ぶと迷いません。

使える庭にする|ウッドデッキ・タイルデッキ・テラス

庭を「眺めるだけの場所」から「使う場所」へ変えたいときの代表的な工事が、ウッドデッキやタイルデッキです。リビングの掃き出し窓とフラットにつなげると、室内と庭が一続きの空間になり、洗濯物干し・子どもの遊び場・くつろぎスペースとして活躍します。

ウッドデッキ・タイルデッキの費用は1式30〜50万円程度が目安です。面積や素材で変わり、天然木(ハードウッド)で仕上げる場合はさらに費用が上がります。人工木(樹脂木)は色あせや腐食に強く、メンテナンスの手間が少ないため、長く使うことを考えると選ばれることが多い素材です。

デッキに屋根やテラス囲いを組み合わせれば、雨の日でも使えるスペースになります。ここで意識したいのは、「何をする場所にするか」を先に決めることです。洗濯物中心なら屋根付き、団らん中心なら広めのフラットデッキ、というように用途から逆算すると、無駄なオプションを避けられます。

庭の一部を駐車スペースに変えるケースもあります。土間コンクリートで車1台分を整える場合の費用は約23〜36万円程度が目安です。庭を潰して駐車場を増やすか、緑を残すかは、今後の暮らし方に直結する判断なので、家族で優先順位を話し合っておくことをおすすめします。

庭の使い道が決まったら、次は具体的なプランです

庭の外構工事、まずはプランを見てみませんか

ウッドデッキ・人工芝・目隠しフェンスなど、庭の希望に合わせた工事内容と費用感を、外構エクステリアの専用ページでご確認いただけます。

庭のプライバシーと安全を守る|目隠しフェンス・植栽

庭のプライバシーと安全を守る|目隠しフェンス・植栽
※イメージ画像です(実際の施工写真ではありません)

道路や隣家からの視線が気になる、庭でくつろぎたいのに落ち着かない——そんな悩みを解決するのが目隠しの工事です。手段は大きく「フェンス」と「植栽」の2つがあり、費用も印象も異なります。

目隠しフェンスの費用は総額30万円程度からが目安ですが、素材によって単価差が大きいのが特徴です。アルミ形材はメンテナンスが少なく直線的な印象、木調・樹脂は温かみのある印象、といったように、見た目の好みと手入れのしやすさで選びます。完全に囲うと圧迫感が出るため、視線が気になる方向だけを部分的に隠す「セミクローズ」の考え方が失敗しにくい進め方です。

目隠しの手段は、フェンスと植栽で費用も印象も異なります。どちらが自分の庭に合うかは、次の比較を参考にしてください。

目隠しの手段 費用の目安 メリット 注意点
目隠しフェンス 総額30万円程度〜(素材で変動) 設置後すぐ効果が出る・手入れが少ない 全面に囲うと圧迫感が出やすい
植栽・シンボルツリー 1本5〜12万円程度/庭全体10〜100万円 自然な印象でやわらかく視線を遮る 成長する・剪定や落ち葉の手入れが必要

植栽やシンボルツリーで視線をやわらげる方法もあります。2m前後のシンボルツリーを1本植える場合の費用は5〜12万円程度が目安で、木の種類・大きさ・土壌改良の有無で変わります。庭全体に植栽を入れる場合は10〜100万円程度と幅があります。植栽は成長するため、数年後の大きさや落ち葉の量まで考えて樹種を選ぶことが大切です。手入れを減らしたいなら常緑・低木・成長のゆるやかな品種が向いています。

なお、フェンスと植栽は「どちらか一方」ではなく、フェンスを基礎にしつつ足元に低木を添えるなど、組み合わせるとバランスよく仕上がります。

庭の外構工事で失敗しない進め方|5つのステップ

庭の外構工事でよくある後悔は、「思ったより高くついた」「イメージと違った」「手入れが大変になった」の3つです。これらは、進め方を押さえておくことでかなり防げます。基本の流れは次の5ステップです。

庭の外構工事の進め方

1

庭の「使い道」と優先順位を決める

管理をラクにする・使える空間にする・守る、のどれを優先するかを家族で共有する。

2

現地調査で庭の状態を見てもらう

日当たり・水はけ・下地の状態で工事内容と費用は変わる。写真だけでなく現地を見てもらう。

3

プラン・見積もりを比較する

2〜3社から見積もりを取り、項目・数量・単価の内訳を見比べる。総額だけで決めない。

4

契約・着工

工事範囲・工期・保証・追加費用の条件を書面で確認してから契約する。

5

完工・引き渡し・アフター確認

仕上がりを一緒に確認し、不具合時の連絡先とメンテナンスの相談先を決めておく。

とくに大切なのがステップ2と3です。庭は日当たりや水はけによって最適な工事が変わるため、現地を見ないままの概算は実際とずれやすくなります。また、外構工事は会社ごとに項目名の付け方が違い、総額だけでは比較できません。相見積もりの取り方や比較のコツは、外構工事の相見積もりは何社が正解?損しない比較のコツの記事で詳しく解説しています。

見積もりを見るときのチェックリスト

見積もりを受け取ったら、総額の前に次の4点を確認しましょう。ここが曖昧なままだと、着工後の追加費用や仕上がりのズレにつながります。

工事範囲が図面で示されているか

数量・単価の内訳があるか

下地・整地の費用が含まれるか

保証とアフター対応の有無

庭の外構工事の費用を抑えるコツと使える補助金

庭の外構工事は工夫次第で費用を抑えられます。ただし「削ってよい部分」と「削ると後悔する部分」があるため、切り分けが大切です。

費用を抑えるコツとして代表的なのは次のとおりです。コンクリートのような単価の高い素材は必要な範囲に絞り、広い面は砂利や芝でカバーする。表札やポストなど自分で取り付けられる部分はDIYにする。目隠しを全面フェンスにせず、視線が気になる方向は植栽で補う。こうした工夫で、仕上がりを大きく落とさずに総額を下げられます。

一方で、下地の整地や防草シートの施工など「見えない部分」を削ると、数年後に雑草・沈み込み・デッキのぐらつきといった不具合につながります。安さだけを優先した結果、やり直し費用のほうが高くつくケースは珍しくありません。外構工事で削ってよい部分・削ってはいけない部分の考え方は、カーポートの費用相場と本体以外にかかる費用の内訳の記事も参考になります。

補助金が使える場合もあります。たとえば名古屋市には「ブロック塀等撤去費助成」があり、道路に面する高さ1m以上のブロック塀等を撤去する場合、撤去費用の1/2以内かつ1mあたり6,000円、限度額10万円が助成されます(千円未満切り捨て)。庭まわりのブロック塀を目隠しフェンスに作り替えるようなケースで対象になることがあります。

ただし注意点があります。この助成は交付決定を受けたあとに契約・着手することが条件で、決定前に契約すると交付されません。また隣地に面する部分は対象外です。制度の詳細・受付時期は名古屋市の公式情報で最新の内容を確認してください。お住まいの自治体によって制度の有無や条件は異なります。

庭の外構工事は誰に頼む?業者選びの3つのポイント

庭の外構工事は、ハウスメーカー経由でも、外構・造園の専門会社でも依頼できます。仕上がりと満足度を左右するのは「誰に頼むか」です。次の3つのポイントを押さえて選びましょう。

希望する工事の実績があるか

見積もりの内訳が明確で説明が丁寧か

引き渡し後の相談・メンテナンスに対応しているか

同じ「外構」でも、駐車場の土間工事が得意な会社と、植栽・ガーデンデザインが得意な会社では強みが違います。ホームページや施工例で、自分がやりたい工事の実績を確認しましょう。見積もりは、総額だけでなく数量・単価・工事範囲まで書かれているかをチェックします。「一式」ばかりの見積もりは後から追加費用が発生しやすいため注意が必要です。

そして意外と見落とされがちなのが、引き渡し後の関係です。庭は植栽の成長や経年で状態が変わるため、工事して終わりではなく、その後も相談できる相手かどうかが長い目で見た満足度を決めます。

株式会社Energyは、名古屋市の本社を中心に、東京・北陸(金沢)の3拠点で外構・エクステリア工事に対応しています。地盤調査・解体から基礎・外構・左官までを自社で一貫して手掛けるため、庭の下地づくりから仕上げまで業者間の調整が発生しにくいのが特徴です。1件の工事を営業課・工事課・業務課の3課で担当し、施工工程・品質管理をデータ化することで、担当する職人による仕上がりの差を抑える体制をとっています。さらに、引き渡し後もリフォーム・メンテナンスを扱うライフサポート事業で継続してご相談いただけます。建設工事業(愛知県知事 許可(般-30)第109148号)およびとび・土工工事業の許可を保有しています。

どの工事が自分の庭に合うか迷っている方へ

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設計から施工まで自社対応

営業・工事・業務の3課が
1件の工事を一貫して担当

年間1,000件超の施工実績

工程・品質をデータ化し
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引き渡し後もサポート

リフォーム・メンテナンスまで
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下地づくりから仕上げ、引き渡し後のメンテナンスまで一貫対応。しつこい営業は行いません。

モデルケースで見る庭の外構工事の費用感(イメージ)

具体的なイメージがわくように、相場をもとに組み立てた庭の外構工事のモデルケースを紹介します。以下は実際の施工事例ではなく、この記事で紹介した費用相場から積み上げたイメージです。実際の費用は庭の広さ・下地・素材によって変わります。

ケースA:草むしりから解放されたい庭(管理をラクにする)
使っていない庭(約15㎡)を、防草シート+砂利と一部人工芝で整えるケース。地面を覆う工事が中心のため、比較的抑えた予算で雑草の悩みを解消できます。ポイントは、下地の整地と防草シートを丁寧に行うこと。ここを省くと数年で雑草が戻ってしまいます。

ケースB:家族でくつろげる庭にしたい(使える空間にする)
リビングとつながる位置に人工木のウッドデッキ(1式30〜50万円程度が目安)を設け、周囲を人工芝で整えるケース。洗濯物干しと子どもの遊び場を兼ねられます。将来の手入れを減らしたい場合は、デッキ・芝ともにメンテナンスの少ない人工素材を選ぶのが定番です。

ケースC:視線が気になる庭を落ち着く空間に(守る・整える)
道路側だけに目隠しフェンス(総額30万円程度〜が目安)を設け、足元にシンボルツリー(1本5〜12万円程度が目安)を添えるケース。全面を囲わず気になる方向だけを隠すことで、圧迫感を抑えつつプライバシーを確保できます。

いずれのケースも、「何を優先するか」で構成と費用が変わります。まずは自分の庭がどのケースに近いかを考え、現地調査で具体的なプランと見積もりを出してもらうのが、最短で納得のいく庭に近づく進め方です。

庭の外構工事でよくある失敗と回避策

最後に、庭の外構工事で実際に起こりがちな失敗と、その回避策を整理しておきます。事前に知っておくだけで、後悔の多くは防げます。

失敗1:安さだけで決めて、数年後に雑草やぐらつきが再発した
下地の整地や防草シートの施工は仕上がりからは見えないため、見積もりで削られやすい部分です。しかしここを省くと、人工芝の下から雑草が出たり、ウッドデッキがぐらついたりして、結局やり直しになります。「見えない部分の工事内容」まで見積もりで確認することが回避策です。

失敗2:庭を全面フェンスで囲って圧迫感が出た
プライバシーを気にして高いフェンスで庭全体を囲うと、日当たりや風通しが悪くなり、閉塞感のある庭になってしまうことがあります。視線が気になる方向だけを部分的に隠し、ほかは低めの植栽やフェンスにする「セミクローズ」の発想で回避できます。

失敗3:手入れの手間を考えずに植栽や天然芝を選んだ
見た目の良さで天然芝や成長の早い樹木を選んだ結果、芝刈り・水やり・剪定が負担になるケースです。手入れにかけられる時間を先に考え、負担を減らしたいなら人工芝・常緑の低木・成長のゆるやかな樹種を選ぶと、無理なく庭を維持できます。

これらに共通するのは、「目先の費用や見た目」ではなく「数年後の状態」を基準に判断することです。現地調査のときに、施工後の手入れや経年の変化についても業者に確認しておくと安心です。

まとめ|庭の外構工事は「使い道」から逆算して選ぶ

庭の外構工事は、工事の種類から入るのではなく、「管理をラクにする・使える空間にする・守る」という使い道から逆算して選ぶと失敗しにくくなります。費用は砂利敷きのように数万円で済むものから、ウッドデッキや目隠しフェンスまで含めると数十万円規模まで幅があります。

大切なのは、優先順位を決めること、現地を見てもらうこと、見積もりを内訳まで比較すること、そして引き渡し後も相談できる相手を選ぶことです。外構費用は上昇傾向にあるため、検討しているなら早めに情報を集めて動くほうが、結果的に納得のいく形にしやすいといえます。

自分の庭で「何を・どのくらいの予算で」進めるか迷ったら、まずは現地調査で具体的なプランを見てみることをおすすめします。株式会社Energyでは、庭の下地づくりから仕上げ、引き渡し後のメンテナンスまで一貫してご相談いただけます。


よくある質問

▶ Q. 庭の外構工事はいくらくらいかかりますか?
内容によって幅があります。砂利敷きや芝など地面を覆う工事は1㎡あたり数千円程度からが目安で、ウッドデッキは1式30〜50万円程度、目隠しフェンスは総額30万円程度〜が目安です。庭全体を造り込むと100万円を超えることもあります。実際の費用は広さ・素材・下地の状態で変わるため、現地調査で見積もりを取ることをおすすめします。
▶ Q. 雑草の手入れをラクにするには、砂利と人工芝のどちらがよいですか?
初期費用を抑えたいなら防草シート+砂利、緑の見た目を保ちつつ手入れを減らしたいなら人工芝が向いています。砂利は数千円/㎡程度からと安価ですが落ち葉掃除がしにくく、人工芝は施工込みで1㎡あたり約5,000〜8,000円程度が目安ですが手入れがほとんど不要です。優先したいのが費用か手間かで選ぶとよいでしょう。
▶ Q. 庭の外構工事で補助金は使えますか?
工事内容や自治体によっては使える場合があります。たとえば名古屋市では、道路に面する高さ1m以上のブロック塀等の撤去に対して、撤去費用の1/2以内かつ1mあたり6,000円・限度額10万円の助成があります。ただし交付決定後に契約・着手する必要があるなど条件があるため、着工前に自治体の公式情報を確認してください。
▶ Q. 外構工事だけの依頼もできますか?
対応できる会社が多く、株式会社Energyも外構・エクステリア工事のご相談に対応しています。庭の一部だけの工事から、下地づくりを含む本格的な庭づくりまで、ご希望に応じてご提案します。まずはお問い合わせください。
▶ Q. 工事後のメンテナンスもお願いできますか?
はい。株式会社Energyはライフサポート事業でリフォーム・リノベーション・メンテナンスに対応しており、引き渡し後も継続してご相談いただけます。庭は植栽の成長や経年で状態が変わるため、長く相談できる相手を選んでおくと安心です。

監修・執筆

村瀬 貴亮|株式会社Energy 代表取締役

保有資格:1級土木施工管理技士補/2級建築施工管理技士

村瀬 貴亮(株式会社Energy 代表取締役)
2014年に株式会社Energyを設立。愛知県名古屋市を拠点に、土地の造成・基礎・外構を手掛けるビルド事業と、リフォーム・住設備・通信インフラを扱うライフサポート事業を展開。「選ばれ続ける生涯の『住』パートナー」を掲げ、引き渡し後も数十年単位で住まいを支える体制づくりに取り組む。

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